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今週末は森道市場。何着てこうかな。
僕らも三日間出店するんですけど、もうワクワクしています。



森道があるからか偶然なのか、昔からのお客さんが多く来てくださる。


僕よりもずっと前から古着を買っている人も沢山。

この人はもう何年古着を見ているんだろう。何年古着を買っているんだろう。
楽しそうだった。僕も接客が楽しかった。

服は必需品だけどファッションは嗜好品なんだと思う。
余計な物が多い人生って豊かだよなあ。なんて改めて感じる1週間でした。





僕なりの長く古着を楽しむ術。
残るモノかは分からないけど、
今を豊かに出来るかもしれないトレンディーな靴2選です。



街で見かけるのもあってか妙に気になっていた時、
アメリカでたまたま見つけたポインテッドトゥの靴。

会計中に見つけたけど大橋さんとは好みが分かれそうだったので、
ヒソヒソとレジに置いた、
カルバンクラインジーンズのラバーブーツです。税込16000円。


ルーズなスタイルに履くのがすごく新鮮に映りませんか。
今までだったらレザーとか細身のデニムなどがパッと浮かんでました。
アメリカンで無骨。ちょっとハードなイメージ。

脈絡もなければカルチャーもない合わせ。
でもウエスタン要素はほぼないし素材はラバー。
カテゴライズはしにくいから大丈夫な気がします。

普段からオーバーサイズが好きで、手に取るのはボテッとしたスニーカーがメイン。
革靴とかも履いてみたりしたけどすこし物足りなくなってきてました。


Tシャツにパンツにちょっとした小物。
手抜きに見えがちな夏のスタイリングに刺してみたい。

一気にキレが出るし、かなり新鮮。雨の日も怖くない。




アメリカの女性は体がデカければ足もでかい。
レディースモノでメンズが履けるサイズが並んでいたりするので
毎回、現地の人に引かれながらもレディースセクションの靴も隈なくチェックしています。

メリージェーン、バレーシューズ。
フェミニンな靴が気になる方も多く、仕入れたその類の靴はこれで最後の1足になりました。
真っ白。こちらは税込13000円です。

キワど〜。わかる。際どいですよね。
これは考え甲斐のある靴だな。

まさにトレンド。その力も借りて足を通してみるのも悪くないと思います。

なんかちょっと合ってないくらいで良いのかな。
正解という正解もないとだろうし。
僕が合わせるなら上の写真の通り長めのソックスに短パンです。
ヒップホップなニュアンスとかはどうでしょう。


自分の持っている洋服へのイメージ。すごく大切なことだけど、知れば知るほど硬くなっていく。
それが覆る瞬間は多くないのでできるだけ見逃さない。
ファッションがより楽しく、人生が少し豊かになるかもしれない。



ファッションの流れを受け入れる早さは大事かわからないけど、
受け入れる器を常に用意しておくのは、僕なりの古着を長く楽しむ術です。





石田英二