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Long time no see.






突然ですが "SHARP OBJECTS" という書き物を始めます。


時は2025年、目まぐるしい古着ブームとソーシャルメディアの荒波。僕はただただ疲れてしまった。


何のために、誰のために、何がしたいのか。


そんな事を考えた結果 "ブログ" というオールドスクールな媒体に帰ってきました。


フォローもいいねもコメントも何も無いこのBloggerというプラットフォームは、現代においては究極のブラックボックスなのかもしれない。


誰の目も気にする事なく、思うことを自分たちの言葉で綴っていきたい。


何を隠そうDioramaというお店を立ち上げた時真っ先に作ったのがこのBlogger。


数年前に辞めてしまったけど帰ってきたよ。懐かしく思ってくれる人がまたこの記事に辿り着いてくれたら嬉しい。


第一回はPanorama Storeの商品を紹介していきます。





1980's~ Seminole Patchwork Jacket
SIZE: XL
¥88,000

セミノールという洋服をご存知でしょうか?

セミノール族というアメリカ・フロリダ州に今も住む先住民族が作る民族衣装のこと。

一度見たら忘れないアイコニックな幾何学模様。

柄にばかり目がいってしまいますが、とんでもない服なんです。


折り紙のように生地を折り返して1つ1つ作られた模様とジグザグのリボン。

こんな手作業がジャケット全体に惜しみなく使われています。

この1着を作るのに一体どれだけの時間がかかるのか。天晴れの一言に尽きます。


売ってくれたディーラー曰く、これはおそらく80年代から90年代くらいの物とのこと。

そもそも数がある物ではないので難しいけれど、こんなに大きなサイズもこんなカラーも僕は見たことがない。

久しぶりにロマンチックな感情を古着に抱きました。

今お店にあるスペシャルピースの1つ。有名になってしまう前に見ておいて下さい。









1960's~ "Ideal" Frog Camo Hunting Jacket
SIZE: M
¥33,000

PanoramaStoreのメンバーMothfoodが送ってくれた60年代頃のハンティングジャケット。

Idealというのはハンティングやフィッシングウェアを作るアメリカのメーカー。

化繊が混じらないコットンの風合いが凄く良い。そしてシャツ地のハンティングジャケットはこの時期に心地よく着ることができます。


なぜかバックにプリントされた飛行機のプリント。

水性の染み込みプリントのシルクかな。これぞ古着。最高じゃないか。


決して綺麗なコンディションではありませんが、その分良いムードを持っています。

素朴だけどキャラクターがある古着、僕は好きです。


良すぎるなぁ。



次回はなんとエイジくんが書きます。

乞うご期待。


written by 大橋