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表と裏



先週末にオールドスケート、サーフブランドのTシャツをたっぷり入荷しました。

気になってる人から昔から着ている方まで、
色んな人が買ってくださって想像以上の減りにとても嬉しく思います。
本当にありがとうございます。

とはいえ出し過ぎなぐらい出したのでまだまだ選んでいただけます。


スケートというジャンルが好きな人が好きなように選んで、好きなように着ているのを見ているのはストレートで気持ちがいい。


気になっている人の「どれがいいですかね?」なんて相談も楽しい時間だったな。
「王道でこれがいいよ!」だったり「っぽくなくて良いじゃん」なんて話し合って決める時間。


このブログでは「滑らないし、あんまり知らない、、。」って心配している人にも届けられたらいいなあという気持ちです。




早速2着紹介していきます。ホットなうちに!
 



まずはテキサス生まれで
オールドスケートきってのハードコアなブランド"ZORLAC"のTシャツ。
税込28000円、90年代のオニータのLサイズ。

メタルバンド"メタリカ"などのアートワークで有名な"Pushead"が
多くデザインしていたことでも知られているブランドです。

それもあってハードコア、パンクなどの音楽シーンとも深い結び付きがある。

過激なスタイルに過激な背景。"真っ直ぐ"なアティチュードが格好良いんです。


背面に大きくブランドを象徴するコウモリのロゴ。
前面が胸プリントじゃなくて刺繍なのは珍しいと思います。



硬派でハードコアなスケートブランドの"真っ直ぐ"な格好良さ。
その揺るがない芯とイメージがあるからこそ、
"逆に"で選ぶ面白さもあると思います。


"知っていて、好き"で着ている人の方が似合うに決まっている
というのが本音ですが、
「滑らないし、あんまり知らない、、。けどかっこいい!」って言える人には
ファッションとしての自由と楽しさがあります。


これを機に深く調べて、より理解のある合わせをしても魅力的だし、
"知らない"ということをポジティブにファッションを楽しむのも僕は肯定したい。

広くて深い文化と背景がある、オールドスケート、サーフブランドだからこそ成立する"逆に"の楽しさだと思います。



ネルシャツやデニム、Vansを合わせるのが表なら、裏は綺麗なシャツやスラックス、革靴だろうか。








ファウンダー、"エリックブルネッティ"とレジェンドスケーター"ナタスカウパス"。
この二人が設立したストリートウェアの草分け的ブランド"FUCT"。

"Friend U Can't Trust"の頭文字が名前の由来。
発音の近い "Fucked"の意味も含んでいて反抗的な姿勢を持ったブランド。
それだけでなんだか惹かれちゃいますよね。。


フラワームーブメントやパンクなどのサブカルチャーがデザインのベースなので、
象徴的なタグもそこから来ていると思います。
ロックでヒッピー。

そんなブランドの1枚"Too Tough To Die"、"死ぬにはタフすぎる"。(chatGPT 訳)

伝説的バンド"ローリングストーンズ"のギタリスト、"キースリチャーズ"のプリント。
気分なMサイズ。税込25000円です。

薬物中毒、アルコール依存、病気。おまけに木からの落下。
それでも死ななかったという逸話から
"Too Tough To Die"がキースリチャーズを表現するフレーズだって
売ってくれたディーラーも言ってたなーって
調べてて思い出しました。


スケート、サーフ由来のストリートウェアブランドの中でも、
少々ディープなイメージですが、
カウンターカルチャーに倣った反骨精神はその括りの中でも随一です。
そこが1番格好良いところ。

スケートすぎないプリントだし、デビューにも打って付けの1枚です!



今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた再来週!





石田英二