ヨーロッパ買付から帰国して1週間。
週末に持ち帰ってきた古着を沢山入荷しました。
恐縮ながら、大好評と言える反応を頂けたことをすごく嬉しく思います。
ご購入ありがとうございました!
全部お気に入りですが、その中から2着紹介してきます。
80年代に生まれたドイツのブランド"UNCLE SAM"。
うちでは見かけたら仕入れている、大橋さん、僕、共に偏愛を注いでいるブランドです。
名前の通りアメリカ文化の影響を濃く感じるブランド。
ヨーロッパの80~90年代頃の古着にはそういったブランドが無数に存在します。
ありふれたデザインにチープなものも多いですが、
この1着はデザインにクオリティが伴っていて輝いて見えました。税込44000円。
アメリカライクながら、アメリカ古着では見つからない、
柔らかいオールラムレザーのスタジャンスタイル。
とはいえカレッジではなく、民族調の不思議なモチーフ。
僕らが普段着ているアメリカ古着に組み合わせるだけで出る小さな違和感。
こんなにアメリカ、アメリカと書いていますが、
"90年代当時ドイツのレイブ、クラブシーンでもよく着られていたよ"
って買わせてくれたおばさんが言ってました。
検索してもヒットしない背景も含め、興味を唆られているブランドです。
アメリカンなサンフェードしたスウェットと。
刺繍入りの裏地、大ぶりなタグ、信頼できるジッパーがつく景気の良い時代の1着。
かなり短めに設定された着丈から溢れるネルシャツの裾。
アメリカ古着がよりよく見えてより楽しめる。
ヨーロッパ買付の個人的なコンセプトです。
レザーのミドルアウターはインナーにしてもいいと僕は思っています。
続いて2着目は90年代頃の"カステルバジャック"のウールハーフコート。
税込49500円。
正直に言います。このブランドを自信を持って好き!と僕は言えません。
ですがこの1着はこのブランドらしいと言えるカラフルな色使いと
それを露出しすぎない器用なデザインにとても惹かれました。
分厚すぎなく薄すぎない落ち感のあるウールポリのハーフコートってだけで,
アメリカ古着では案外見つかりにくく選びずらいと思っているのですが、
遊べる余白も持っているこちらは強くプッシュしたい1着です。
色を拾ったりぶつけたり刺したり。
店頭の商品で色々と見繕ってみました。
60年代のマスタードカラーのモヘアと70年代のダウンベスト。
色の足し算。とりあえず色物の上に羽織って袖をくるっと。
フラップ裏までカラーになっています。
好きな冬に着るヴィンテージのサックスブルー。60年代頃のコットンブルゾンと。
ヴィンテージとのコントラスト◎◎