もう春。
というとかなり先走ってるけど、
迎え入れる準備はしたい気分になってきました。
今から着れて、春のスタートダッシュも
気持ち良く切れそうな古着を見つけられたら良いですよね。
そんな感じで今日の"SHARP OBJECT"。
始めていきます。
ピーターマックス。
60~70年代のポップアートを代表するアーティスト。
アートをさらに大衆に拡張した、
ヒッピーカルチャー由来のカラフルでサイケデリックな作風は
ご存じな方が多いと思います。
顔のグラフィックの面が"ZERO SERIES"、
抽象的な赤と黄色の面が"DEGA MAN"。
美術館のグッズではなく、
歴としたアパレルブランドとして生まれたのがこの"NEO MAX"。
アートとファッションを繋げた、歴史の中で見ても数少ない試み。
洋服としての出来は決して良くは無いけど、
ピーターマックスの独特なタッチと色彩感覚が特別な洋服にしていると思います。
派手だけど、多幸感のある古着らしい古着。
インナーに入れるだけで春の彩りを感じられるかもしれません◎
アノニマスなレザーパッチワークジャケット。
fromヨーロッパです。税込44000円。
質感の異なるレザーとスエード。
つなぎめのパイピングデザイン。溢れた遊び心。
とてもしなやかでこの見た目にしては、着心地も良いです。
70年代頃に見かけるクラフトレザーと比べると、
パワフルさと野生味では及ばないけど、
よりファッションに矢印が向いていると思います。背景が見えないところも良い。
自分の物差しで良し悪しを決められるのが、
匿名の古着の良いところだと思っています。
知識を積み重ねて買う古着と同じくらい、
自分のセンスだけを信じて買う古着の大切さと楽しさも、
もっと沢山の人に知ってほしいと思う今日この頃です。
紹介するに当たってどうして好きなんだろうって考えたんですが、
理由は浮かびませんでした。
必要ないぐらい、ただただ可愛い。可愛いんです。
イルカ、ペリカン、椰子の木、貝、ハイビスカスをリピートした柄。
ブルートーンのプリントが多いのでベージュは少し珍しいです。
水も通ってなさそうなミントコンディション。税込18700円。
春が主戦場のアウターですが
どうせなら今から楽しんでみよう。
上から大きいハンドニットを着たらとても変で良い感じでした。
春が待ち遠しい!って気持ちが和らいだような気がします。
では今日はこの辺で。
頭じゃなくて心に響く3着。
考えないで愛でてください。
石田英二