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11月, 2025の投稿を表示しています

折衷

  ヨーロッパ買付から帰国して1週間。 週末に持ち帰ってきた古着を沢山入荷しました。 恐縮ながら、大好評と言える反応を頂けたことをすごく嬉しく思います。 ご購入ありがとうございました! 全部お気に入りですが、その中から2着紹介してきます。 80年代に生まれたドイツのブランド"UNCLE SAM"。 うちでは見かけたら仕入れている、大橋さん、僕、共に偏愛を注いでいるブランドです。 名前の通りアメリカ文化の影響を濃く感じるブランド。 ヨーロッパの80~90年代頃の古着にはそういったブランドが無数に存在します。 ありふれたデザインにチープなものも多いですが、 この1着はデザインにクオリティが伴っていて輝いて見えました。税込44000円。 アメリカライクながら、アメリカ古着では見つからない、 柔らかいオールラムレザーのスタジャンスタイル。 とはいえカレッジではなく、民族調の不思議なモチーフ。 僕らが普段着ているアメリカ古着に組み合わせるだけで出る小さな違和感。 こんなにアメリカ、アメリカと書いていますが、 "90年代当時ドイツのレイブ、クラブシーンでもよく着られていたよ" って買わせてくれたおばさんが言ってました。 検索してもヒットしない背景も含め、興味を唆られているブランドです。 アメリカンなサンフェードしたスウェットと。 刺繍入りの裏地、大ぶりなタグ、信頼できるジッパーがつく景気の良い時代の1着。 かなり短めに設定された着丈から溢れるネルシャツの裾。 アメリカ古着がよりよく見えてより楽しめる。 ヨーロッパ買付の個人的なコンセプトです。 レザーのミドルアウターはインナーにしてもいいと僕は思っています。 続いて2着目は90年代頃の"カステルバジャック"のウールハーフコート。 税込49500円。 正直に言います。このブランドを自信を持って好き!と僕は言えません。 ですがこの1着はこのブランドらしいと言えるカラフルな色使いと それを露出しすぎない器用なデザインにとても惹かれました。 分厚すぎなく薄すぎない落ち感のあるウールポリのハーフコートってだけで, アメリカ古着では案外見つかりにくく選びずらいと思っているのですが、 遊べる余白も持っているこちらは強くプッシュしたい1着です。 色を拾ったりぶつけたり刺したり。 店頭の...

Europe Trip 2025

約2週間のヨーロッパ買い付けから帰ってきました。 回数を重ねて7回目? 8回目? ここ数年は必ず年に1回ヨーロッパ買い付けに行けるようスケジュールを組んでいて、ようやく板についてきたように思えます。 ヨーロッパはどの国に行ってもパンが美味い。 今回の旅は奇跡的?に天気に恵まれました。 ちょっと憂鬱なロングドライブも晴れのおかげでいつもより楽しめました。 相変わらず映えないご飯...そろそろ背伸びしたい。 ホテル選び失敗 ... 車移動とはいえパンパンの荷物を運ぶのは大変です。 オシャレに買い付けをするEJバイヤー せっかくなので買い付けで見つけてきた古着たちの一部を一足先にご紹介。 (入荷日はバラバラなのでご了承下さい!) ボンバージャケット大好き人間の私が太鼓判を押せるMA-1タイプのレザージャケット。 アメリカでは見つからないし、見つかったとしても形が悪い物がほとんど。 とびっきりスペシャルではないですが良い古着です◎ モヘアのブロードウェイセーター。ハンドメイドかな? めっちゃアメリカのテーマだけどデザインはとってもヨーロッパ。 バレンティノが80's-90'sに展開していたオリバーというライン。 去年はジャケットを見つけて今年はチェック柄のコート。 裏地もタグも愛らしい! NAF NAFのクロップドダウンジャケット。 やっと買い付けで見つけることができました。 松ぼっくりの総柄♪ なんとレザーダウンもNAF NAFで発見! 長い1日の最後の最後で見つけて報われた〜という思い出付き。 次見つけるのが本当に難しそうな1着。 ヨーロッパに行っても見つからないし、見つかったとしても買えない事がほとんどなユーロの音楽物。 ローカルフリマで運よくGETできたのでお手頃プライスで出します for Diorama! まだまだ底の見えないジルボー。 コットンの攻め攻めテーラードジャケット。 英二くんが  "大橋さん、こ〜れは激レアですよ"  って言ってました。笑 詳しくは店頭で! 80'sのフレンチダウンジャケット。 ヴィンテージのアウトドアが苦手な僕にも良いと思えた1枚。 写真がうまく撮れなくて、実物はもっと鮮やかなターコイズカラーです。 ジャーマンフライトレザーの民間品。 ずっと好きなモデル。 ユーロラルフとバーバリー。 後輩の...

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  本日のSHARP OBJECTSはヨーロッパ買い付け中の大橋さんの代打! スタッフ河合のオススメを。 もう秋は終わってしまったのか? 気温の変化にアウターしか目がいかないこのタイミングに ジオラマから秋冬のオススメパンツを3本ピックアップしてご紹介します。 今季個人的にも気に入って履いているフレアパンツ。 今回は秋冬らしいコーデュロイ生地で。 ポリエステルなどの化繊が混じる個体もありますが、表記は読み取れませんが恐らくコットン100%だと思います。 雰囲気も期待できそう。 魅力でもあり、苦手な方もいそうなコーデュロイ特有の"野暮ったさ" 細身のフレアシルエットだとどうでしょう? すっきり見える分合わせるバランスも込みで少しは和らぐはずです◎ それでも残る野暮ったさは決してネガティブじゃないというのが僕の意見。 このアメリカ古着の素朴さまで楽しんでもらえたらと思います! 大抵のシューズはおさめてくれる裾幅の広さ。 靴次第で様々なベクトルに振れるのもこのシルエットで選ぶ理由です。 ウエストからくる程良い腿幅のゆるさ。 フレアシルエットも着心地のストレスすら解消できれば気張らずに履けます。 70年代"Lee"コーデュロイフレアパンツ  税込12000円。 2000年代頃のバギーデニム(デッドストック) 税込26000円。 まさに2000年代!な荒っぽく暗めな色落ち加工。 股関節部分には丁寧にヒゲの演出。 所々に散りばめられたタタキ直し風のステッチ。 クールなバギーデニムでは無く少し小ダサい感じが"ちょうど良い" 去年から沢山の方にご購入いただいたこちらの真っ紺のバギーデニムのネクスト。 今回もシルエットは保証します。 秋冬はどうしても表情の少ない(シンプル)なアウターの増える季節です。 コントラストをつけるにはこんな色落ち加工を選びたい。 シンプルで良いジャケット、コートにこの小ダサい加工デニム。 気が抜ける感じがとても良いです。 買い付中のヨーロッパ便にも合いそうだな〜。 50~60年代頃の"5 BROTHERS"ウィップコードトラウザース 税込44000円。 調べた所ウィップコードは畝状の厚手の綾織生地でかなり丈夫な生地。 故に乗馬服などのスポーツウェアに用いられていたようです。 アメ...